巻き爪治療法と巻き爪の症状

巻き爪治療法について触れる前に、まず巻き爪の症状について知りましょう。巻き爪とは、足の爪の端が内側に巻いている症状のことを言います。

病院にかからずに巻き爪の治療をせずに放っておいた結果、巻き爪が重症になって運動はおろか激痛で歩けなくなることもあります。その一方で、巻き爪の症状があっても痛みを感じない人も多いため、病院できちんと説明を受けずに、自宅で自分で爪切りして治療しようとしたり、放っておいたりする人も多いのです。

しかし治療法を知らずに放っておくと、悪化して足が痛くなる可能性があるのみならず、転倒の危険性も通常の人に比べて高くなります。巻き爪の症状が出たら、病院で治療を受けることをおすすめします。

では巻き爪治療はどの病院や診療科で受ければいいのでしょうか。巻き爪は、皮膚科、外科、整形外科、形成外科、など様々な診療科の病院で治療してもらえます。治療方法は診療科や先生によって種類がありますが、一般的なのは手術やワイヤーなどによる矯正です。

タレントたむけん(たむらけんじ)さんも巻き爪治療をしており、最近手術されたとのこと。治療はうまくいき、手術後の痛みも全く無くホノルルマラソンも無事に走れたそうです。

巻き爪治療法-手術と矯正

巻き爪治療法は、手術と矯正という二つの方法に大別されます。手術がもっともポピュラーな治療方法であり、多くの病院で行われています。巻き爪の手術は、ほかの治療法に比べて術後も含めてかかる時間は短いのですが、数年後に再発することがあります。

矯正は手術に比べるとあまり多くの病院では行われていません。しかし、矯正は時間はかかりますが、矯正終了後に先が細い靴をはかない、深爪をしない(爪を切りすぎると、爪に圧力がかかりにくいため爪が平らに伸びずに巻き爪になりやすくなります)、などの対策をとれは、再発可能性がかなり低くなる治療法です

矯正法を行っている病院は、東京(銀座)、大阪(大阪市)、神奈川(横浜市)、福岡、愛知(名古屋)、京都、埼玉、千葉、岐阜、沖縄、広島、長崎など全国の数100か所にあるようですが、手術をしてくれる病院に比べると、まだ多いとは言えないでしょう。

もう一つの巻き爪治療法である矯正は痛みもあまり無いので、手術で痛みを味わいたくない方には、矯正治療がおすすめです。巻き爪の専門家の先生も、爪矯正を修めた先生の病院で治療を受けることを推奨しています。

巻き爪治療法と料金−ワイヤー矯正

巻き爪治療法をさらに細かく調べていくといくつかあります。矯正の具体例ではコットン・パッキング(爪の角のところに綿をつめる治療法)、爪スプリント(ビニール製チューブを爪と肉の境目に差す巻き爪治療法。一時的に効果あり。高い確率で再発)があります。

矯正では他にも、爪剥削(肥厚爪や爪白癬の場合に使う巻き爪の治し方。ヤスリで爪を薄くする)という治療法や、爪の矯正具を使った治療法もあり、例えば、形状記憶金属製プレート(爪が短くても簡単に貼れるが、矯正力がワイヤーより弱く、高価)や、ワイヤー(装着が簡単で、矯正力がプレートより強いが、爪が短いと治療できない。矯正器具名は「マチワイヤ」)があります。

ちなみに、ワイヤー矯正は保険適用外(自由診療)になるので、料金は病院によってまちまちです。ワイヤー矯正による巻き爪治療料金の一例を挙げると、「初診料3000円、再診料1500円、処置料1000円(爪あたり)、マチワイヤ4000円」「初回診察料7000円、再診察料2000円、処置代1000円、マチワイヤー4000円」「指一本あたり10000円」など・・・ざっと調べただけでも、さまざまな価格体系が見られます。

したがって、巻き爪の治療前に、料金をきちんと調べておくことをおすすめします。あらかじめ治療費を病院に問い合わせたり、ホームページなどで確認しておいた方が良いでしょう。

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